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『春のめざめ』東京公演が千秋楽を迎えました』 [ミュージカル 劇]

「『春のめざめ』、大・大・大好きです!10回以上観ています。千秋楽はさみしいですけど、でも楽しみで楽しみでしょうがないです。最後まで、皆さんの熱いパワーを全身隅々まで受け取りたいと思います!」

「20回目くらいの観劇になるでしょうか。曲が素敵で照明も綺麗!でも何よりも客席に伝わる出演者の皆さんの若いエネルギーに毎回圧倒されて、ついついまた来てしまいます。
千秋楽・・・この日が来ちゃったな、という思いです。でも最後は“ありがとう”の思いで見守りたいと思います」

「観る度に毎回違った魅力に気づかされます。自分の身にも色々なことがあり、今回の公演ではメルヒオールの最後の決断に勇気づけられました。周りには同性愛者や虐待の悩みを抱えている友人もいて、この『春のめざめ』で描かれている様々なテーマが実際の生活とリンクしている出来事が数々あり、考えさせられながら観ていますね。
次の公演も決まっていますから、今日はさみしいという思いよりは明るく送り出す気持ちで観たいと思います」

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東京千秋楽公演カーテンコールの様子

5月30日。ミュージカル『春のめざめ』東京公演が千秋楽を迎えました。開演前はお客様の晴れやかな笑顔と明るい声が、自由劇場をいっそうに華やかにさせています。
一抹のさみしさを感じながらもこの作品との出会いに感謝をし、最後の公演を楽しみに待つお客様の姿は、カンパニーと同じでした。
一公演一公演を本気で立ち向かってきた『春のめざめ』カンパニー。開演前のミーティングでは、公演委員長の都築香弥子から力強い言葉が伝えられました。

「一人ひとりが誠実に、真正面から作品に向き合ってきたことを、誰に対しても自信をもって報告できます。だからみんな、自信をもって千秋楽に臨みましょう。
それから稽古の時ジョアン(オリジナルプロダクションの振付補)が言っていた『エンジョイ』という言葉を思い出して。思いっきりエンジョイして、今日もお客様にパワーを届けましょう!
それでは本日1回公演です。よろしくお願いします!」

そのおよそ2時間後、お客様の温かな眼差しと優しい笑いに包まれながら、ラスト公演が開幕。
妊娠、虐待、自殺――。大人たちから抑圧された生活を送る少年と少女たちの前に立ちはだかる様々な壁。一人ひとりがそれぞれの悩みで傷つきながらも、真っすぐ前を向いて進んでゆく彼らの姿がこの日もお客様の心に刻まれていきました。

千秋楽公演の特別カーテンコールでは劇中ナンバーからメドレーが披露。バンドの音が鳴りやむと、爽やかな歓声が自由劇場を包みました。

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客席と舞台が一体となった特別カーテンコール

次なる公演地は8月11日から名古屋公演(ウインクあいち)が、10月10日からは京都公演(京都劇場)が決定しています。出会った人々が夢中になった、『春のめざめ』。どうぞご期待ください!






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