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『そして、私たちは愛に帰る 』 [映画]

[映画]
『そして、私たちは愛に帰る』 2007年の作品 wowowにて


ドイツとトルコの2つの国の間でさまざまにすれ違い、交錯する3組の親子の愛憎劇を、俊英F・アキン監督が力強く描き、第60回カンヌ国際映画祭で絶賛を浴びた秀作ドラマ。

解説・・・
ドイツからトルコへ出稼ぎにいった母親と、反政府活動でトルコを逃れ、ドイツへ不法入国した娘。

その彼女と知り合ってすっかり感化されたドイツ人の女学生と、娘の急速な変貌ぶりに戸惑いを隠せないその母親など、

ドイツとトルコの2国間で生じる3組の親子のさまざまなすれ違いや、出会いと別れ、亀裂と絆を、

自らもトルコ移民の2世としてドイツに生まれた俊英F・アキン監督が、卓抜な話術で力強く感動的に活写。

第60回カンヌ国際映画祭の脚本賞、全キリスト協会賞をはじめ、数多くの映画賞に輝き、絶賛を博した。



ストーリー・・・

・・・ ドイツ・ブレーメン。 年金で暮らすトルコ移民Ali Aksu(Tuncel Kurtiz )には、
大学教授の息子Nejat (Baki Davrak )がいる。

ある日、Aliは馴染みの娼婦Yeter aka Jessy(Nursel Köse )を家に連れてきて、3人で暮らすようになる。

Yeterが息子と関係しているのではないかと邪推したAliは、口論の末、誤ってYeterを死なせてしまう。

 一方、母の死を知らないYeterの娘Ayten Öztürk aka Gül(Nurgül Yesilçay )は、反政府組織に入っており、トルコからドイツへ逃亡する。

Aytenはブレーメンで大学生Charlotte 'Lotte' Staub(Patrycia Ziolkowska )と知り合うが、警察に見つかり、トルコに強制送還され、刑務所に入れられる。

LotteはAytenを助けるためにイスタンブールに行くが、すりの少年に銃殺される。

悲しみにくれるLotteの母Susanne(Hanna Schygulla )は、娘の遺志を継いでAytenを救出しようと決意する。

大学を辞めてイスタンブールで本屋を始めたNejatは、こんなSusanneの決意を見て、

自分も父を許し、トルコに送還されている父のもとに向かう。

     ◇

 3組の親子を通して、 親子の愛情、反目、寛容を描いた。

観客には、 3組の親子の関係がわかっているが、登場人物にはどこでどうつながっているのかわからない。

最後の場面。「神を敵に回したって、お前を守る」と幼いころ父に言われたことを思い出し、すべてを許し、

父に会いに行く決意をしたNejat。釣りから戻ってくる父を待ち、海辺で座っているNejatの後ろ姿で映画は終わる。





http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id331891/

最初はつまらないかと思いきや・・・これが人間関係の複雑さ・・・縁は異なもの・・・幸せと不幸せの背中合わせ・・・  結構 地味なえいがですが・・・観て良かったと思いました。   感動しました。
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